未成年はカードローンを利用できる?高校生や18歳19歳の借入方法を紹介

2023.11.21
未成年はカードローンを利用できる?高校生や18歳19歳の借入方法を紹介

「未成年はお金を借りられる?」「学生だけどカードローンは利用できる?」など、お金の借り方を迷っている若い世代の人もいるのではないでしょうか。

大手消費者金融のカードローンであれば、その日中にお金が借りられるものが多く、急に現金が必要になったときの助けになります。プロミス、アコムなどは耳にしたことがあるかもしれませんが、これらは初めての利用者も安心できる、消費者金融おすすめカードローンです。

結論から言えば、未成年でも学生でもお金を借りる方法はあります。ただし、法律の変更に伴って成人年齢が引き下げられたため、未成年が借りられる方法は限られるのが現状です。

今回は未成年でもカードローンを利用できるのか、高校生や学生がお金を借りるにはどうすればいいのか、解説します。

Contents

成人年齢の引き下げが影響!未成年はカードローンの審査に通らない

成人年齢が引き下げられる前までは、18歳や19歳の未成年が借りられるカードローンもありました。しかし、法律が改正され成人年齢が18歳になってからは、未成年が借りられるカードローンはありません。

しかし、18歳や19歳の人にとっては、借入先の選択肢が広がりました。以前未成年だった人でも利用できる借入先の例を紹介するので、チェックしてみてください。

未成年でも一部大手消費者金融のカードローン商品が利用可能に

以前は20歳以上しか借りられなかった大手消費者金融ですが、成人年齢の引き下げに伴って以下の業者が18歳から借入可能になりました。

  • プロミス

他の以下のような大手消費者金融は、成人年齢が引き下げられても20歳以上の人しか融資が受けられません。

  • SMBCモビット
  • アコム
  • アイフル

以前から未成年が借りれた学生向けのカードローンも考えられる

以前から、少数ですが未成年でも借りられる学生ローンがありました。

18歳や19歳で働いている学生なら、成人年齢引き下げ後も学生ローンで借りられる可能性があります。学生ローンはカードローン形式の業者が少なく、追加融資を受けるたびに審査が必要な借入先が多い点に注意しましょう。

学生ローンのカレッヂなら、18歳から借入可能でカードローン形式です。

以前未成年だった年代も同意不要!18歳から借りられるカードローン

以前未成年だった18歳や19歳の人が借り入れをするなら、保護者の同意が必要でした。しかし現在は、成人年齢の引き下げに伴って18歳や19歳でも自分の意思で借入が可能です。

銀行カードローンは20歳未満への融資に対応していないので、18歳や19歳が借りるなら消費者金融カードローンを選びましょう。18歳から借りられるおすすめのカードローンを、2社厳選して紹介します。

未成年ではなく18歳や19歳が即日お金借りる方法を探しているならプロミス

18歳や19歳で即日お金を借りる方法を探している人には、プロミスが向いています。アプリローンに力を入れているため、慣れ親しんだスマートフォンからの申し込みも可能です。アプリで借入もできるので、若い世代の人には使いやすいでしょう。

最短審査時間は30分で、即日借りられる可能性があります。

項目 内容
職場への連絡なし
最短審査時間 30分
金利 年4.5~17.8%
利用限度額 500万円まで

原則として職場に電話が行かないので、勤め先やアルバイト先に借入がバレる心配もありません。Web明細の利用とメールアドレスの登録で、30日間利息なしで借りられるのも魅力です。

成人扱いになった18歳や19歳がカードローン審査を受けるポイント

未成年から成人扱いになった18歳や19歳ですが、カードローン審査を受ける際には年齢が影響します。年齢がどう影響するのか、審査のポイントは何か、確認しましょう。

未成年ではなく年齢が若くてもカードローンを利用するなら返済能力が必要

年齢に関係なく、カードローンを利用するなら返済能力が必要です。返済能力を見るためのポイントを確認しましょう。

  • 継続的に収入を受け取る予定がある
  • 申込先以外からお金を借りていない
  • 滞納した経験がない

18歳や19歳の人は、すでに他社から借り入れをしていたり滞納していたりする可能性は低いでしょう。思い当たる点がある人は、返済できるだけの余裕がないとみなされるので、新たなローンの審査には通らないと考えましょう。

18歳や19歳がカードローン審査で重視されるのは、収入です。短期の仕事ではないか、今後辞める可能性はないかなど、慎重に確認されます。

18歳や19歳は収入が問題になりやすく未成年でなくともカードローンの必要書類も多い

18歳や19歳は学校に通っている人も多く、アルバイトに多く入れるわけではありません。社会人として働いている学生でも、働き始めて間もないため、勤続年数の短さから収入の安定性が疑問視されがちです。

安定収入を得ているか確認するために、収入証明書類の提出も義務付けられます。

20歳以上であれば、1ヶ所から50万円超の借入をする時など特定の場合のみ収入証明書類の提出が必要です。18歳や19歳に対しては特に慎重に審査が行われるため、審査に通りづらい可能性があることは知って申し込みましょう。

収入があるかないかでも違う!状況別にお金を借りる方法を紹介

収入があるかないか、学生か社会人かなど、置かれている状況によっても適したお金の借り方が違います。状況別に考えられる方法を紹介するので、参考にしてみてください。

18歳以上でアルバイトをしている大学生など学生なら借り方を選べる

18歳以上でアルバイトをしている以下の人なら、借り方を選べます。

  • 大学生
  • 短大生
  • 専門学校生
  • 予備校生

選べる選択肢は、以下の通りです。

  • 消費者金融カードローン
  • 学生ローン
  • クレジットカードのキャッシング機能

対象年齢が20歳以上の商品には申し込めないので、申し込みの際は年齢を確認して借入先を選ぶ必要があります。

18歳や19歳で収入がある社会人なら自分でカードローン借入もできる

18歳や19歳で収入がある社会人は、以下の中から借入先を選択できます。成人扱いなので、自分の意思で借入可能です。

  • 消費者金融カードローン
  • クレジットカードのキャッシング機能
  • ろうきんのカードローン

収入の安定性は見られますが、社会人なら安定していると判断してもらえる可能性もあるでしょう。労金のカードローンを利用できるのは、会員資格を持っている人のみです。

アルバイトをしておらず収入がない18歳や19歳が借りる方法

アルバイトをしておらず、自身に収入がない18歳や19歳が借りるなら、クレジットカードの家族カードを発行してもらう方法が考えられます。

クレジットカードの家族カードは本会員の年収を元にキャッシング枠が設定され、家族会員は本会員の利用可能額の範囲内で借りられる仕組みです。本会員の収入を元に枠が設定されるので、本人に収入がない家族でもキャッシングが可能です。

家族カードでキャッシングするなら、本会員がキャッシング枠を設定した上で、家族カードでキャッシングができる設定にしてもらう必要があります。

未成年の高校生が今すぐお金が必要になったらどうする?借り方の候補

未成年の高校生でも、今すぐお金が必要になる場合もあるでしょう。高校生がお金を借りる方法はあるのか、借り方の候補を紹介します。18歳になっていても、高校在学中は未成年として扱われるため、注意しましょう。

今日中にお金が必要な未成年は身内に相談するしかない

今日中にお金が必要でどうしても借りる必要がある未成年は、身内に相談するしかありません。お金が必要な理由によっては、相談に乗ってもらえる可能性もあるでしょう。お小遣いをもらっている人は、1ヶ月だけ早めにもらえるよう交渉してみる方法も考えられます。

友達に借りるのはおすすめできません。お金の貸し借りはトラブルになりやすく、友達を失う原因になる場合もあります。

高校生がお金を手に入れる方法で最も早いのは不用品の売却

未成年である高校生はローンを組めないので、借りるよりもお金を手に入れる方法を考えた方がよいでしょう。最も早いのは、フリマアプリで不要品を売却する方法です。年齢制限のないフリマアプリなら、未成年の利用も可能です

リサイクルショップで直接不用品を売却すれば、その場でお金が手に入ります。

ただし、高校生が不用品を売却する場合は、保護者の許可が必要です。許可なく売却できないので、相談してから行動しましょう。

学校の許可が得られるなら単発のアルバイトで稼ぐ方法もある

学校の許可が得られるなら、1日単位や時間単位で働く単発アルバイトをする方法も考えられます。アプリで働きたい人と働いてくれる人をマッチングするサービスも提供されているので、利用者が多く安全性の高いサイトを選んで登録してもよいでしょう。

学校で禁止されている場合は、アルバイトをするのは辞めましょう。退学や停学などの処分を受ける可能性もあります。

学費や留学費なら高校生でもお金を借りられる可能性がある

学費が目的なら、高校生向けの奨学金でお金を借りられる可能性があります。

留学先でお金を借りたい時には、クレジットカードの家族カードの利用も可能です。通常家族カードが作れるのは18歳以上の人ですが、留学先で利用する場合に限り高校生に対して発行できるものがあります。

未成年者がお金を借りるためのカードローンに関するQ&A

お金を借りる際には、年齢や収入など様々な要素が関わってきます。特に未成年の方がカードローンを利用する場合は、知っておくべき情報や注意点があります。そこで、皆さんが持つ質問や疑問に、以下のQ&A形式でお答えします。これらの情報が皆さんの疑問を解消し、適切な選択をするための一助になれば幸いです。

未成年者でもカードローンは利用できますか?

一般的に、未成年者(20歳未満)が金融機関から直接借入を行うことは、民法や貸金業法の規定により原則として不可能です。これは、未成年者の契約能力が限定的であること、また未成年者を守るための法律上の規定によるものです。

ただし、親権者の同意を得た場合、または成年後見制度など特例的な制度を利用することで、一部の借入が可能になる場合もあります。しかし、これらは例外的な状況であり、一般的には20歳未満の未成年者がカードローンを利用することは難しいと言えます。

親権者の同意を得れば、未成年でもカードローン借入が可能ですか?

親権者の同意があれば、未成年者でも一部の借入が可能になる場合があります。しかし、その場合でも限度額は低く設定されることが多く、また同意が必要となる事項は親権者が詳細に確認する必要があります。親権者が未成年者の借入について十分な理解と同意を示さなければならないため、これが借入の障壁となることもあります。

親や親族から借りる場合、注意すべき点は何ですか?

親や親族からお金を借りる場合、以下の点に注意することが重要です。

明確な返済計画:借金は結局返すものです。親や親族からであっても、返済計画を立ててから借りるべきです。

借入、返済条件の明示:金利、返済期限などをはっきりと決め、文書化しておくことが重要です。

借金の目的の明確化:借金の目的を明確にし、その目的に沿って使用することが大切です。

借金の重要性の認識:借金は一時的な問題を解決する手段ではありますが、それ自体が解決策ではありません。

未成年者でも学生ローンは利用できますか?

学生ローンの利用は可能です。これは教育ローンとも呼ばれ、大学や専門学校の授業料など、教育に関連した費用をカバーするためのものです。多くの金融機関が学生ローンを提供しており、中には親権者の同意が不要なものもあります。ただし、これらのローンも返済義務があるため、将来の返済計画をしっかりと立てることが重要です。

未成年者のカードローン利用におけるリスクは何ですか?

未成年者がカードローンを利用する場合、以下のリスクが考えられます。

未経験ゆえのリスク:未成年者は金融商品の利用経験が少なく、リスク管理能力が不足している可能性があります。

高金利リスク:未成年者が利用可能なローンは、金利が高いものが多いです。これは返済負担を増やす要因となります。

信用情報への影響:返済遅延やデフォルト(債務不履行)は信用情報に記録され、将来の借入やクレジットカードの発行に影響を与えます。

以上のリスクを理解し、自己責任で適切な金融商品を選択することが重要です。

未成年が借りられるカードローンはない!18歳以上なら方法もある

法律の改正に伴って、未成年が借りられるカードローンはなくなりました。18歳や19歳でアルバイトなどで収入を得ている人なら、これまで必要だった保護者の許可が不要になり自分の意思で借りられます。

ただし、18歳や19歳は、収入の安定性という面で審査に通りにくいのも事実です。長期的に同じくらいの収入を得ているなら、消費者金融カードローンに申し込んでみましょう。

高校生などの未成年がどうしてもお金を借りたいなら、身内に相談するのが一番です。